少しお勉強してみませんか?
シニアの認知機能について少しお勉強してみませんか?
シニアの方々でも、ご自分の認知機能がどのようなものなのか、若いころと比べてどのように違っているのか、あまりおわかりになっていないと思います。
そこで、このページでは認知心理学と認知科学の最新の研究に基づいて、今の認知機能の研究をご紹介しましょう。
むずかしいことはありません。
どなたでもわかるようにやさしくご説明します。
このページは定期的に入れ替わりますので、常に最新の情報を読むことができます。
認知バイアス
さっそくむずかしそうなことばが出てきましたね。
でも大丈夫ですよ。
以下の説明を読めば、「な~んだ、そんなことか」とガッテンすると思います。
わたしたちは日常生活でいろいろな判断をしていますが、だれでも自分は正しい判断をしていると思います。
「いや~、おれってなんか判断が偏るのよね!」なんて考えている人なんていませんよね。
ところが、実際はわたしたちは意外と偏った判断をしていることがわかってきました。
たとえば、食中毒を出してしまったお店があるとします。
食中毒を出してしまったので、営業停止になると思いますが、停止期間が明けると営業再開となります。
普通、食中毒を出してしまった店は、営業再開のときに二度と食中毒を出さないように最大限注意しますから、本当は一番清潔であるはずです。
ところがわたしたちは正反対に、食中毒を出した店なんだから、また危ないかもしれないと思うわけです。
このように、科学的な根拠がないのに、わたしたちは勝手に偏った判断をしてしまうのです。
このときの、判断の偏り、認知の誤りを認知バイアスといいます。
認知バイアスがあるからといって、その人がおかしいとか、頭が悪いということではありませんのでご安心を。
それはちょうど目に錯覚があるからといって、目がおかしいといわないのと一緒です。
以上のように、認知心理学や認知科学から今現在わかっていることを、これからお知らせしたいと思います。
ちょっとだけ賢くなるように、また、皆様方の知的武装のため、気軽に読んでいただけたらと思います。
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