コラップの活動をのぞいてみましょう

 
2022年
公益財団法人 吉田秀雄記念事業財団研究助成のデータ収集
2022年12月26日に秋田市シルバー人材センターにおいて、実験用ウェブサイトのUX(ユーザーエクスペリエンス、ウェブサイトに関する高齢者ユーザーの使用感)のデータ収集を実施しました。
高齢者の方々のデータを収集するときには、正確なデータを収集するために丁寧な説明が必要です。
また、参加された方々の人権やプライバシーについても周知することが大事です。
 
 
2023年
秋田市地域づくり交付金事業「市民公益活動・学生まちづくり」部門採択
秋田市地域づくり交付金事業に採択されました。
なお、この申請には鈴木理事が尽力されました。
 
以下は、秋田市地域づくり交付金事業「市民公益活動・学生まちづくり」部門のURLです。
中ほどに「審査結果について」がありますので、採択事業一覧をご覧ください。
 
 
 
秋田市エイジフレンドリーシティ いきいきエイジの日
秋田市はわが国ではじめてWHOエイジフレンドリーシティグローバルネットワークに参加した自治体です。2023年8月26日にはエイジの日記念イベントが開始され、当社団も初めて参加させていただきました。
当日は、高齢者の認知機能のなかで特に記憶の状態を診断し、来場された高齢者の悩みに耳を傾ける活動を行いました。記憶の診断を行う「デジタルビンゴゲーム」を自作し、それをノートPCに保存し会場に持参しました。
来場された高齢者の方々にビンゴゲームを行っていただき、最後に簡単な診断結果が表示されます。もとより精密な診断というよりは、注意喚起的な意味合いということで、かなり緩い診断基準を採用しました。来場された48名の高齢者のうち、ほとんどの方が「安心」という診断が出て、「注意」の診断が出たのは4名でした。
来場された高齢者の方々の感想を掲載します。
 
ビンゴ楽しかった。エイジフレンドリーの情報も知る事ができました。ありがとうございました。

おもしろかったですが、質問の数がもう少し少ないほうが良いと思いました。

クイズにどきどきしましたが、認知症ではなく、ほっとしました。ありがとうございました。

高齢化が進む中自分を見失わないで生活してゆくのは大変と思う。楽しみながら年齢を重ねて生活してゆくのは行政の力が必要と思う。

勉強になりました。年とったときの参考とします。

むずかしかったけれど楽しく学ぶことができました。

むずかしくはなかった。質問が多かった。

むつかしくはないが、ややこしかったです。

たのしかったです。

楽しく、ゲーム感で出来ました。

ひっかけクイズにちょっととまどって切り替えができない。おもしろかった。なるほどと思った。すごく上手に作ってある。ただ「こうですよ」と説明されるよりクイズにされるのとでは全然説得力が違う。感心しました。来年またチャレンジしたい。作った人によろしくお伝えください。

楽しく参加しました。パソコンが楽しかった。

マウスの操作がむずかしかった。

パソコンのことはほとんど分からない。

認知機能が年々衰えており、機会を使って外出やサークル等を行っていますが、今回のクイズのようなゲームはあまり体験したことがなかったので、簡単なようで中々出来なかった。機会があれば又、やって見たいと思いました。

よかった!

久しぶりにパソコンにふれてクイズもスムーズに出来、正解できたので良かったです。

認知の衰え痛感しました。

認知機能は安心という結果にホッとしている。今後も身近な目標を持ち、前向きにいろいろな事にチャレンジしていきたい。参加型のイベントは楽しいです。

現在健康ですが、健康維持のためのスマホアプリがあればうれしい。

認知機能安心でよかったです。

今回参加して初めてエイジフレンドリーシティの意味がわかりました。

クイズはすき。楽しかった。

以前シルバーでおなじような診断を受けたことがあります。まだまだ認知機能が正常でよかったです。

認知症にならないように、いろいろな対策を学びたい。

パズルとか認知のむずかしい問題がテストのように出るかと思ったけど、これで認知度が大丈夫と分かり安心した。ワイファイは必要がないので使わない。だから合わない問いもいくつかありました…。

何才位まで車の運転ができるか心配です。

思いがけなく楽しい体験をしました。年相応に落ちついて行動するように心がけて毎日過ごしたいと思います。ありがとうございます。

これからの健康には不安ちょっとありでもがんばり。

エイジフレンドリーおよび認知機能についてもわかりやすく、伝えていただき楽しかった。素晴らしい取り組みだと思いますので、行政と伴に活動いただけたらと思います。

パソコン、スマホなどの危機が苦手なことがよくわかり、これから少しでも慣れていきたいと思います。

最初の質問をちゃんと読まず適当に回答してしまった。

時代おくれがハッキリしました。

わかりやすかった。

ビンゴまでの流れがよかったです。知らないこともあり楽しめました。

とても楽しかった。考える事、頭を使う事は大切と思った。

このようなイベントでエイジフリーを知ることは意義のあることだと思います。

エイジフレンドリーシティのことを知らなかったです。知れて良かったです。

特になし。

何となくは言葉として知っていたエイジフレンドリーというものがどういうものなのか知ることができました。

たのしかった。

ふだんパソコンにふれる事がないので面白かったです。画面も大きくて見やすかったよかったと思います。

認知症に近いと感じました。

日常に使用しているのはわかるけど、パソコン類になると、後ろ向き状態。

あっという間でした。

50代後半になり記おく力の低下が気になるようになりました。認知症をこわいと思う社会はこわいと思いつつ、できれば自分はなりたくないと思ってしまいます。

クイズに参加できどれぐらいおぼえているかわかってよかった。

とても答えやすく、楽しかったです。

 
 
 
早稲田大学大学エクステンションセンター2023年度秋学期オンライン講座
10月7日午後1時より早稲田大学エクステンションセンターの講義として「特殊詐欺被害者の心理的特性及び意識下での偏った判断」というテーマでリモートで3時間お話しさせていただきました。
講座では、これまで研究してきました高齢特殊詐欺被害者の認知特性と被害防止の方法、詐欺被害と認知バイアスとの関係、意識下で意図しないで誘導される判断についてお話ししました。
 
 
 
秋田市出前講座「はじめてのスマートフォン教室」見学
10月11日に秋田市と株式会社ALL-Aが共催するスマートフォン教室を見学させていただきました。
会場は秋田市東部地区コミュニティーセンターです。
参加なさった高齢者の方々は5名、スタッフは3名です。
13時より15時まで、スマートフォンの起動の仕方から始まって、文字入力の方法、検索のやり方、写真の撮り方、Google Mapの利用法などについて教わっておりました。
高齢者の方々は、お年以上の理解度で習得なさっていたようで、スタッフの方々も丁寧な指導でサポートされ、大変有意義な教室と拝見いたしました。
当社団にとっても、今後の活動を行う上で非常に参考になる見学だったと思います。
 
 
秋田市×ALL-A共同事業「スマートフォン相談窓口」見学
10月18日、秋田市役所に於いて、秋田市と株式会社ALL-Aの共同事業である「スマートフォン相談窓口 スマホお悩み相談」を見学させていただきました。事前予約制で平日の10時から13時まで行われています。(1回1時間 ①10時~11時 ②11時~12時 ③12時~13時) スマートフォン教室のように操作方法を一から学ぶものではなく、すでにスマホをお持ちの方が対象で、相談者の質問にスタッフが1:1でお答えするという内容でした。見学させていただいた時の相談者は70代女性で、SNSの活用のしかたや便利なアプリ情報について熱心にご質問されていました。スタッフの方も親切で話しやすく、突発的な質問に対しても解決に向けた丁寧な対応が印象的でした。 今回の相談者の方は「便利なものをフルに活用したい。スマホを使って色々な情報が欲しい」という意欲的な方で、さらに危機管理能力も非常に高い方であり、まさにコラップが目指しているQoL向上の理想の姿で感銘を受けました。 この貴重な体験から学び、さらなる努力をして取り組んでいく決意です。
 
 
“BIC AKITA”掲載記事の取材
10月31日に、公益財団法人あきた企業活性化センターの月刊情報誌”BIC AKITA”(ビック アキタ)に掲載する記事の取材を受けました。
コラップの活動の目的やこれまでに取り組んできた活動について1時間ほどインタビューをいただきました。
コラップの今年度の活動開始からほぼ半年のタイミングでの取材でしたので、私どもにとっても振り返りのよい機会になったと思います。
記事は”BIC AKITA”12月号に掲載される予定です。
お楽しみに。
 
 
講演活動
秋田県生活センターとの連携により、高齢者向けに特殊詐欺防止に関する講演を県内3か所で実施しました。(11/7山本町、11/8横手市、11/13大館市)
 
  1. 山本郡連合婦人会消費者問題研修会
  演題:「詐欺被害に遭う心理学的な特徴を理解し、特殊詐欺に備えよう!」
  (1)日時:令和5年11月7日(火) 10:30~11:50
  (2)場所:三種町 山本公民館 ホ-ル (三種町森岳)
  (3)参加者数:78名
 
  1. 横手市連合婦人会消費者問題研修会
  演題:「特殊詐欺被害者の心理的特性及び意識下で起こる意図しない判断」
  (1)日時:令和5年11月8日(水)  13:40~15:00
  (2)会場:浅舞地区交流センター 講堂 (横手市浅舞)
  (3)参加者数:140名
 
  1. 大館市連合婦人会消費者問題研修会
  演題:「特殊詐欺被害者の心理的特性及び意識下で起こる意図しない判断」
  (1)日時:令和5年11月13日(月)  13:30~14:50
  (2)会場:大館市立中央公民館 視聴覚ホール (大館市桜町)
  (3)参加者数:93名
 
アンケート集計結果
 
 
 
秋田市エイジフレンドリーパートナー登録 令和5年12月14日、秋田市長寿福祉課で推進している事業「エイジフレンドリーパートナー」に申請し、認定されました。高齢者はもちろん、すべての世代にやさしい暮らしの実現貢献できるよう、より一層努力してまいります。
 
市民活動フェスタ2024
令和6年3月17日、秋田拠点センターアルヴェにおいて秋田市主催の「市民活動フェスタ2024」が開催されました。地域課題の解決など、公益的な取り組みを行っている市民活動団体が集まるイベントで、当社団も参加させていただきました。今回は、近年急拡大しているSNS広告詐欺をテーマに、インターネット上の情報の扱い方について学べるゲームを自作しました。ブースにはPCを2台設置し、来場者数14名、20代から80代の方まで幅広い年齢の方々に体験していただきました。全部で6問のクイズ形式となっており、正解数の平均は6問中4問でした。「インターネット検索の仕方」の正答率が低く、特に年齢が上がるほど不正解者が多かったことが分かりました。
また、来場者の中で「サポート詐欺」にみられるような「Webサイト閲覧中に偽警告が画面いっぱいに表示される」という経験をされた方が多数おられました。
インターネットを利用した詐欺はやはり身近で起きていることを実感するとともに、すべての世代が「情報」の分野を学び、一人一人が対策意識を高める必要性があることを再認識できた貴重な経験となりました。
 
 秋田魁新報(2024年3月24日付)に掲載されました。 ※秋田魁新報社提供
 
 
 
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